【ウソでしょ!?】知らないと怖いクオリア ビジネス勧誘の違法行為|6選
こんにちは、ゆっこです。(自己紹介はこちらから)
強引な勧誘は違法って知っていますか?
もちろん、知っていますよね!
でも、気付かずに違法な勧誘方法でクオリアのようなネットワークビジネスをしている人も中にはいるようです。
クオリアやその他のネットワークビジネス自体はもちろん違法ではありませんし、法律に則った方法であればなんの問題もありません。
でも、知らず知らずのうちに違法な勧誘方法をしている人も・・・
先日友人から、過去にクオリアの勧誘を受けたときの話を聞きました。
久しぶりに会わない?たまには一緒に遊ぼうよ。
実際に会うことが楽しみで迷わず参加してみたら、実はクオリアの勧誘を目的とした会合だったそうです。
行ってみたらクオリアの勧誘だった。
同じような話はよく耳にしますね。
だけどこれは、完全に違法行為なのです。
クオリアで扱っている商品を紹介したい。一緒にやってくれる人を探しているの!
と、最初に伝えなければいけないのです。
目的を伝えずにセミナーに連れて行ったり、会社名や報酬プランを伝える前に勧誘行為に走ったり。
これらはすべて違法です。
実はクオリアのようなネットワークビジネスの勧誘方法は、特定商取引法という法律で定められているんです。
具体的な違法行為をまとめましたので、あなたの勧誘方法が違法になっていないかチェックしてくださいね。
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では、クオリアの会社概要から見ていきましょう。
クオリア(QUALIA)の会社概要
クオリア(QUALIA)という会社を説明する前に、アリックス(ARIIX Japan)という企業名をご存知でしょうか?
アリックスは、20万人以上の総会員数を有するトップクラスのMLM企業です。
この企業と深いつながりを持つ、注目のMLM企業がクオリア(QUALIA)です。
アリックスは2012年より10年間、日本で事業を展開してきましたが、2022年9月30日にARIIX Japanは、日本での事業を終了しました。
原料価格や輸送費高騰などの要因により、十分な業績回復に至らず、日本撤退を余儀なくされたようです。
そのARIIX Japanのトップリーダーが2020年にクオリア(QUALIA)を設立し、アリックスが創業メンバーを起訴したという噂もありました。
クオリアに移動したメンバーや、その他のMLM企業に流れたリーダーも多くいたようです。
クオリア(QUALIA)は、神農晶を代表取締役、寺口泰海と菅野航を取締役として、2020年12月に設立された、化粧品と健康食品・サプリメントを主に扱っているMLM(ネットワークビジネス)を行っている会社です。
拠点は大阪市中央区久太郎町にあり、資本金は5,000万円です。
元々、神農晶、寺口泰海、菅野航等はARIIX Japan合同会社でネットワークビジネス(MLM)活動を行ってた過去があり、彼らはARIIX Japan(アリックス)においてトップの座に位置していました。
しかしあるきっかけを機に、神農晶、寺口泰海、菅野航と、菅野氏の夫人である菅野良美を足した4名ではARIIX Japan(アリックス)を独立し、QUALIA(クオリア)を立ち上げることになったそうです。
クオリア(QUALIA)の代表的な商品は?
クオリアは、健康食品と化粧品を中心に扱っており、主力商品はヒト幹細胞美容液ベルクアージュとNMNサプリメントです。
ヒト幹細胞美容液とは、人間の幹細胞から抽出された成分を含む美容液のことです。
幹細胞には、肌細胞や髪の毛細胞などの様々な細胞に分化できる能力があり、その能力を利用して、肌の若返りや髪の毛の成長促進などの効果が期待されています。最近では、多くの化粧品メーカーがヒト幹細胞美容液を取り入れた製品を出しており、注目を集めています。
この幹細胞は、医療分野において多くの使い道があり、再生医療の分野において特に研究が進められています。
ヒト幹細胞美容液は、従来の化粧品のように肌に美容成分を与えるのではなく、肌そのものを細胞から活性化させることができると考えられています。
ここ数年、各メディアから多くの注目を集めており、価格は22,000円(会員価格16,500円)となっています。
NMNサプリメントは、ビタミンB3群に含まれるβニコチンアミドモノヌクレオチドという物質のことであり、生物の細胞に必ず存在しているものです。
細胞によるNMNの生産能力が落ちると加齢が始まり、身体の修復機能が低下していくと考えられています。
その不足しているNMNをサプリメントで補おうというのがこの商品であり、若返りと抗老化作用が期待されています。
実際にマウスで臨床実験を行ったところ、生後22ヶ月のマウスの細胞が、生後6ヶ月の頃の状態にまで戻ったという報告があルトのこと!
これが人間にも同じ効果が期待できるのなら、42歳の人間の細胞が14歳のものと同じにまで戻ることが可能であるとされています。
NMNサプリメントは、価格が21,600円(会員価格16,200円)と手頃な価格帯であり、他のところで買うと4〜7万円位するということもあり、人気を集めています。
QUALIAはまだ立ち上げたばかりであり、商品ラインナップの充実はまだまだですが、今後も健康食品と化粧品を中心に、新商品の開発が期待されますね。
クオリア(QUALIA)の会員になる方法は?
クオリアの会員になるには、初回登録料3,000円が必要です。
ベーシックコースとプレミアムコースの2つがあり、それぞれ初期費用が必要です。
ベーシックコースは初期費用30,000円で、製品数が2個、取得系列数が3系列となっています。
一方、プレミアムコースは初期費用90,000円で、製品数が6個、取得系列数が5系列となっています。
会員になるには、毎月15,000円以上の商品の購入が必要であり、年間更新料3,000円を支払う必要があります。
報酬を得るためには、自分で直紹介した会員を最低ひとり作る必要があります。
クオリア(QUALIA)の報酬プラン(仕組み)は?
クオリアの報酬プランは、ARIIX Japan(アリックス)のマルチライン方式に近い形になっていますが、よりシンプルで分かりやすい、独自の報酬プランを構築しています。
ベースコミッション
基本給とも呼ばれています。
自分のグループのうち、売り上げ総額が一番多いグループ(パワーラインと呼びます)を除いた全グループの合計額を元に支払われる報酬のことです。
売り上げ個数が40個までであればひとつにつき2,500円、200個までであればひとつ2,000円、それ以上の場合はひとつ1,500円がボーナスとして支払われます。
セブンマッチングボーナス
一定期間中に、直紹介で4人以上の会員を勧誘することができた時にもらえるマッチングボーナスです。(プレミアムの場合は3人以上)
「セブンマッチング」という名前の通り、ベースコミッションの額によって7段階のレベルに別れています。
レベル1の場合はベースコミッションの15%、レベル2〜4の場合は10%、5〜7の場合は5パーセントがボーナスとして追加されます。
このベースコミッションとセブンマッチングボーナスを合わせた金額が、会員の毎月の報酬となります。
クオリア(QUALIA)のビジネスはやばいのか?
クオリアは健全なネットワークビジネスを行っており、会員の教育を徹底しています。
クオリアの
インターネット上での勧誘は禁止されているとのこと。
クオリアから退会する場合は、公式サイトから手続きを行うか、商品購入を拒否することができます。
クオリア(QUALIA)は会員の福利厚生が充実している!
クオリアには、会員の福利厚生が充実しています。
会員になることで、旅行、ホテル宿泊、食事、プレイスポット、レンタカーなど、さまざまなサービスを会員価格で利用することができます。
また、キャリアアップのためのスクール通いや、結婚支援、子育て、介護など、幅広いサービスが提供されています。
美容と健康に関する商品を扱っているので、エステやホットヨガ、温泉やスパの割引もあります。クオリアの公式ホームページで詳細を確認することができます。
旅行や遊びに頻繁に出かけたり、子育てや介護でお金に困っている方は、クオリアをチェックしてみると良いでしょう。
あなたの勧誘方法は大丈夫?
クオリアのようなネットワークビジネスには、勧誘するときに守らなければならないルールが法律で定められており、ひとつでも破っていれば、法律違反となります。
①最初に勧誘目的であることを明かさなければならない
クオリアの勧誘をするときには、最初からその目的を明かしたうえで、連絡をとる必要があります。
もちろん、本当にただ友達として知り合いたかったり、旧友との連絡をとりたいだけであるなら問題ありません。
②公衆が出入りしない場所での勧誘は禁止
会員の家など、公衆が出入りしない場所での勧誘は禁止されています。
カフェやファミリーレストランでの勧誘は問題ありませんが、ホームパーティと称して上位会員どこかしら人の出入りのない場所で勧誘されれば違法です。
また呼び出しの際にも、同様にクオリアの勧誘であることを再度伝える必要があります。
③勧誘前に名前を名乗らないといけない
見知らぬ人を勧誘するときは、名前と会社名、勧誘目的である旨を伝えてください。
クオリアの勧誘で名乗らないのは、失礼を超えて法律違反なのです。
④勧誘の際に相手に威圧感を与えてはいけない
法律では、勧誘の際に相手をおどしたり、不安にさせたりする行為は禁止されています。
複数の会員でひとりを取り囲んだり、不安をあおる話をすることは禁止されています。
気持ち良く入会してもらうためにも、信頼感を築ける会話を心がけましょう。
⑤勧誘の時に「絶対に儲かる」などの誇大表現を使ってはいけない
「誰でも成功できる」
「簡単に稼げる」
そのような、極端にメリットを誇張した表現を使って勧誘をすることも違法です。
初期投資費用がかかること、勧誘には時間も手間もかかることなど、マイナス面も嘘偽りなく事前に伝えなければなりません。
⑥契約の際は
・契約書面を渡さないといけないネットワークビジネスの契約をするときには、・契約書面の2つを渡す必要があります。口約束だけで契約させたり、
・契約書面のどちらか一方だけしか渡さなかったりした場合は違法となります。また、それぞれの書面の内容については、必ず下記の内容を記載する必要があります。
A.契約の締結前には、当該連鎖販売業の概要を記載した書面(
) を渡さなくてはなりません。「概要書面“>」には、以下の事項を記載することが定められています。詳しくは、こちらの 概要書面
” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>を参考にしてください。違法な勧誘をするとどうなる?
クオリアをはじめとするネットワークビジネスは特定商取引法の連鎖販売取引にあたります。
この法律に違反した場合は、業務改善命令、業務停止命令、業務禁止命令などの行政処分がなされるほか、3年以内の懲役、300万円以下の罰金またはその両方が課せられます。
健康食品などでは…「これを飲むと病気が治る」など。
こういった表現は「薬機法、旧薬事法」で禁止されています。
断られたのにまた勧誘すること「特定商取引法」の第3条の2では、『再勧誘をしてはいけない』ということが書かれています。
つまり、一度クオリアに勧誘したけれど、断わられた…。
にもかかわらず、またアポを取って勧誘しようとする行為は違法なのです!
勧誘する側としては、一緒にビジネスをしたい友人に、一度断られたしても再アタックチャレンジしたい気持ちもわかりますが…
これは人間関係を悪化させますよね。
まとめ
クオリアのようなネットワークビジネス自体は商取引として成立していて、違法なビジネスと法改正されるのは考えにくいです。
違法なものとして問題なのはその勧誘方法やアポ取りのしかたです。
勧誘方法を間違えるとたいへんな事態を引き起こしてしまいます。
勧誘している側も、勧誘されている側も意外と知らないままやっていたり、聞いていたりしてるかと思います。
とはいえ、
「あなたをクオリアに勧誘したいので話を聞いてもらえませんか?」
そう言われて話を聞いてくれる人なんているんでしょうか?
わたしだったら「勧誘」という言葉を聞いただけで、ちょっと引いちゃいます( ; ; )
口コミでのクオリア ビジネスは、やっぱり難しいですね。
対面での勧誘を行っている人は、自分の行動が違法になっていないか振り返ってみてくださいね!
クオリア ビジネスは健全に取り組みましょう。
今回は、「勧誘の際の違法行為」についてでした。